この記事は[フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2025](https://fjord-calendar.jp/calendars/2025) の18日目の記事です。
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昨日の記事は :@naomik92: naomik92さんの「[早朝もくもく学習のすすめ 時間がない人のプログラミング学習法](https://blog.naomik92.com/archives/86)」でした。
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今回は、フィヨルドブートキャンプ(以下 FBC)について、「どんなスクールなのかを、もう少し詳しく知っていただく」機会になればと思い、よくいただくご質問の中から、下記についてお答えできればと思います!
- [卒業生の卒業後について](https://bootcamp.fjord.jp/articles/188#卒業生の卒業後について)
- [就職実績について](https://bootcamp.fjord.jp/articles/188#就職実績について)
- [「難しい?」と言われる理由](https://bootcamp.fjord.jp/articles/188#「難しそう…」と感じられる理由について)
- [メンターについて](https://bootcamp.fjord.jp/articles/188#メンターが業界のエキスパートです)
- [AIについて](https://bootcamp.fjord.jp/articles/188#aiがある時代だからこそ、大切にしていること)
# 卒業生の卒業後について🎓
2019年4月〜2025年11月までのデータをもとに、FBCの卒業生における、卒業後の進路の割合をまとめたものです。
それぞれの目的で学ばれ、卒業後もさまざまな形で活躍されています。
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</a><em style="display: block; text-align: center;">卒業後の進路内訳</em>
FBCでは、就職だけをゴールとせず、現職でのスキルアップやキャリアチェンジなど、それぞれの目的に応じた学び方を大切にしています。
# 就職実績について💻✨
FBCでは、卒業後に就職を希望された方のうち、**99%**(※)の方がエンジニアとして就職されています。
この数字だけを見ると、「特別な人ばかりなのでは?」と感じられるかもしれません。しかし実際には、就職された方の背景は本当にさまざまです。
※2019年4月〜2025年11月までのデータをもとにしています。進路が就職以外の方、現在就職活動中の方、卒業後の状況を把握できていない方は対象外としています。
## 就職された方には、さまざまな背景があります。
例えば、
- プログラミングがまったく初めてだった方
- ITとは全く関係ない職種で働いていた方
- 文系出身の方
- お仕事と、育児などご家庭のことを両立されている方
- 現在大学生で、文系だけれどエンジニア職での就職を目指していた方
など、年齢や経験、生活環境も人それぞれです。
そうした方々が、FBCで学習を重ね、卒業後にはエンジニアとして現場で活躍されています。
# 「難しそう…」と感じられる理由について💭
「FBCって難しいですか?」これは、これからプログラミング学習を始めようとされている方から、よくいただくご質問です。
正直にお話しすると、Webエンジニアとして必要な技術や考え方を、短い期間で一気に身につけるのは、なかなか簡単なことではありません。
そのため、FBCの学習内容も「すぐに身につくもの」というよりは、時間をかけて少しずつ積み重ねていくものだと感じられるかもしれません。
とはいえ、カリキュラムや教え方が難解だったり、厳しかったりするわけではないので、安心してください。
FBCでは、プログラミングをまったく知らない方でも始められるように、使用するソフトのダウンロード方法や、PCの環境設定といったところから学習を進めています。
はじめは戸惑う場面があっても、少しずつ慣れながら理解を深めていける構成になっています。
## FBCが学習の中で大切にしていること
FBCが学習の中で大切にしているのは、答えをすぐにお伝えすることよりも、
「どう考えるか」「どう調べるか」「どう言葉にするか」を、少しずつ身につけていくことです。
そのため、「少し難しそう」と感じられる場面があるのかもしれません。
学習を始めたばかりの頃は、
「どう調べたらいいのだろう」
「何から考えればいいのかわからない」
「質問したいけれど、うまく言葉にできない」
と感じる方も多いと思います。
新しいことに挑戦するのは、それだけでエネルギーが必要だと感じることも多いと思います。
FBCでは、そうした状態を「できていない」と捉えるのではなく、成長の入り口に立っている状態だと考えています。
ご自身のペースを大切にしながら、少しずつ「調べ方」や「考え方」、そして「言葉にすること」に慣れていけるよう、学習をサポートしています。
学習を続ける中で、「自分で考えて進められた」という経験が積み重なり、それが少しずつ自信につながっていく様子を、受講生や卒業生の姿から感じています。
実際に、入学当初は「質問を言語化するのが難しい」と話していた受講生が、卒業時には「まず自分で仮説を立ててから質問できるようになった」と話してくれたこともあります。
最初からうまく質問できる必要はありません。
「よく分からないけれど、ここまでは考えてみた」
「たぶんここでつまずいている気がする」
そんな状態からでも、少しずつ言葉にしていくことで、考え方は整理されていきます。
FBCでは、そのプロセスそのものをとても大切にしています。
こうした学びを通じて身についた姿勢は、新しい言語や技術に触れるときの土台にもなります。
卒業生からは、「未知の分野でも、以前より落ち着いて向き合えるようになった」
「自分で考えてから相談できるようになった」といった声をいただくこともあります。
また、就職の場面では、こうした姿勢が「自走力がある」と評価されることも多くあります。
入社後についても、企業の方から「想像していたより早く業務に慣れ、現場で活躍してくれている」といったお話を伺うことも少なくありません。
## わからないことを、言葉にできる場所があります
FBCでは、「わからないことを言葉にできるようになること」をとても大切にしています。
エンジニアの仕事は、ひとりで完結するものではなく、チームで進めていくことが多いです。
そのため、「どこがわからないのか」「今どんなことで困っているのか」「どのように進めるのがよいのか」を伝えられることは、とても大切な力だと考えています。
FBCには、そうした「わからない」を安心して言葉にできる場が多くあります。
例えば、カリキュラムごとにチャット形式で記載できるスペースはもちろん、パブリックには見られないようになっている個人的な事を相談できる「相談部屋」や、FBCの方全員を対象に質問を投げかけられる「Q&A」、コミュニケーションツールで使用しているDiscordでは、週3回の通話を通じて相談できる機会も設けています。
その他にも、受講生や卒業生同士でチャットや直接お話しできる様ようなスペースもあるので、情報共有や日常のことなどをお話しいただくことにもご使用いただいています。
分からないことがあっても、メンターは「何がわからなくて困っているのか?」を一緒に整理しながら、その人のペースに合わせて、やさしくサポートしています。
「質問するのが怖い…」「こんなことを聞いても大丈夫かな…」そう感じる方も少なくないと思いますが、実際には、初心者の方からの質問が日々たくさん寄せられています。わからないことがあったら、無理にひとりで抱え込まず、どうぞ安心して、頼っていただけたら嬉しいです。
# メンターが業界のエキスパートです👩💻👨💻
FBCのメンターについてお伝えする前に、エンジニアのスキルレベルについて、少しだけ簡単にご紹介します。
一般的に、エンジニアの経験や役割は、実務経験年数などをもとに、次のように分けられることが多いです。
### ジュニアエンジニア
実務経験が1年未満〜数年程度の、いわゆる初級クラスのエンジニアです。
日々の業務を通じて、プログラミングの基礎や、仕事の進め方を少しずつ身につけていく段階にあたります。
### ミドルエンジニア
実務経験がおおよそ3〜7年ほどの、中堅クラスのエンジニアです。
現場での経験が積み重なり、担当範囲が広がっていくとともに、プロジェクト全体を見渡したり、ジュニアエンジニアをサポートしたりする役割を担うことも増えてきます。
### シニアエンジニア
長年の実務経験を持ち(目安として10年程度)、高度な技術力に加えて、設計や技術選定、チームづくりなどにも関わることが多いエンジニアです。
技術面だけでなく、プロジェクトやチーム全体の意思決定に関わる場面も多くなります。
FBCのメンターは、この中でも実務経験6年以上のミドル〜シニアクラスのエンジニアが担当しています(2025年12月時点)。
FBCでは、プログラミングスクールの卒業生がそのままメンターを務める、という形は取っていません。
FBCの卒業後の目的は、「現場でエンジニアとして働くための力を身につけること」だと考えています。
そのため、受講生からの質問やつまずきに対して、「なぜそうなるのか」「別の選択肢はあるのか」といった点まで含めて考え、受講生それぞれのレベルや状況に合った伝え方をすることが大切です。
そして、そうした判断やサポートを行うためには、実務で培った経験が欠かせないと考えています。
また、FBCのメンターには、社内で新卒や中途採用のメンターを担当していた方や、採用に関わってきた方もいます。大手企業やスタートアップ、受託開発、フリーランス、技術顧問など、経歴もさまざまです。
だからこそ、「実際の現場ではどのように考えるのか」「業務ではどんな進め方をすることが多いのか」といった実践的な話はもちろん、「なぜそう考えるのか」という背景まで含めてお伝えすることができます。
「質問の仕方が分からない」「何から聞けばいいか分からない」といった段階からでも、安心して相談していただけます。
さらに、もう少し深く知りたい場合や、技術コミュニティやエンジニア業界のことなど、カリキュラムに含まれていない内容であっても、受講生一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に説明できることも、FBCのメンターの強みのひとつです。
# AIがあるからこそ、大切にしていること🤖
最近では、AIがコードを書いてくれるようになりました。とても便利なツールで、実際に現役のエンジニアの方たちも、日々の業務の中でAIを活用しています。
「それなら、AIがあれば十分なのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際にサービスを運用していく場面では、現在のシステムとの兼ね合いや、セキュリティ面への配慮など、人が判断しなければならないことが多くあります。
また、AIにどんな指示を出すのか、返ってきた結果が本当に適切かどうかを見極めることも、人の大切な役割です。
そのため、以前にも増して、「基礎的な理解」や「考え方」を身につけていることが重要になってきていると感じています。
また実際に、FBCでご紹介している企業の方々からも、採用の場面でこうした点を重視している、というお話を伺うことがあります。
FBCでは、「なぜそうなるのか」「どんな仕組みで動いているのか」といった部分を、少しずつ理解していくことを大切にしています。
最初から完璧に理解できなくても、まったく問題ありません。
与えられたことをそのままこなすだけでなく、「よく分からないけれど、少し考えてみる」そんな小さな積み重ねが、あとから大きな力になっていきます。
こうした土台が少しずつ身についていくことで、AIの提案もそのまま受け取るのではなく、「これは本当に合っているだろうか?」と自分で考えながら、より的確に活用できるようになっていきます。FBCでは、そのような学び方を大切にしています。
また、現在の業界に対応できる様に、今後も状況の変化に合わせて、カリキュラムなどは随時見直し、改善を行っています。
# 最後に・・・
はじめての一歩を踏み出すときは、不安や戸惑いがあって当然です。
FBCでは、そうした気持ちに寄り添いながら、少しずつ基礎を積み重ね、エンジニアとしてスタートするための力を身につけていけるよう、お手伝いしています。
FBCは、**1ヶ月からスタートできるサブスク形式**で、気軽に始められるスクールです。
「まずは自分に合うか試してみたい」「今の生活リズムで続けられるか見てみたい」そんな方にも、無理なくスタートいただける形になっています。ぜひ、FBCで一緒に学習してみませんか?
はじめてでも大丈夫!フィヨルドブートキャンプが大切にしている、学びと就職のこと。

現場のプラス戦力になれるプログラミングスクール
フィヨルドブートキャンプは、就職ができるスキルを身につけるのは当然、卒業をした時点ですでに、「現場にとって、プラスの戦力として数えられる」の実力を身につけることを目標とした、オンラインプログラミングスクールです。プログラミング未経験からスタートして、HTML、CSS、Linux、Ruby、Rails、JavaScript、チーム開発を経て、最終的に自作サービスを公開するまでのカリキュラムを用意しています。