[フィヨブーフェス 2023 文字起こし] 3. RubyKaigi 2023 （うみざる）

## フィヨブーフェス 2023 現役生やフィヨルドブートキャンプの受講を考えている方に対して、先輩受講生や卒業生からフィヨルドブートキャンプの楽しみ方や学習継続のコツ、アドバイスなどをショートプレゼンテーション形式で伝える、というイベント「フィヨブーフェス2023」を2023年08月17日(木) にオフライン（現地開催）とオンライン（Youtube Live で配信）のハイブリット形式で開催しました。 この記事は、現役受講生の :@umizaru: うみざるさんによる、フィヨルドブートキャンプの仲間たちと長野県松本市で開催された RubyKaigi 2023 に参加をしたことについての発表を文字起こししたものです。 RubyKaigi 2023 では、フィヨルドブートキャンプとして初の企画「フィヨブーフェス」を行いました。なるべく多くの受講生が RubyKaigi 2023 に参加できるように、受講生に対してRubyKaigi 2023 会期中に滞在できる宿泊施設を無料で提供しました。そのおかげで多くの受講生が RubyKaigi 2023 に参加し、フィヨルドブートキャンプ外の Rubyist の方々や、フィヨルドブートキャンプ関係者と交流を深めました。 [フィヨブーフェス 2023 の全ての動画はこちらから見れます](https://bootcamp.fjord.jp/articles/97) ## RubyKaigi 2023 [文字起こし]  今日は、RubyKaigi 2023についてお話ができればと思っています。緊張していますので、ちょっと砕けた感じで聞いていただければありがたいなと思います。 RubyKaigi 2023に参加された方、参加されていない方がいらっしゃるかと思います。参加された方は「RubyKaigi、今年はこういう感じだったな」と振り返り、思い出していただきながら見ていただけるとありがたいなと思います。参加されたことのない方は、「RubyKaigiってこういう雰囲気なんだ、こういう学びがあるんだ」と見ていただけるとありがたいなと思います。よろしくお願いします。  まず自己紹介をします。私はうみざるという名前です。うみざるという名前は、趣味がダイビングだからですね。ダイビングなのでうみざるという名前にしています。フィヨルドには39期生と書いていまして、去年の8月1日に入会しました。なので、今月が1年経ったぐらいですね。現在はJavaScriptのプラクティスが終えまして、Reactのプラクティスを今進めているのと、あと自作サービスというかいくつかこれ作りたいなというのが出ていて、自作サービスのアイディアを提出するプラクティスを今進めています。 本業は行政の少し堅い職場なんですが、そこで事務職をしています。東京に住んでまして、週1回か2回ぐらいリモートで勤務をしています。 最近朝活を始めまして、その朝活を始めたのは、フィヨルドの卒業生の方が「朝5時に自分は起きて勉強して、運動してサウナに行って仕事をしている」とツイートされていたので、「俺もやってみよう」と思って、やったら習慣になりました。体の調子がすごくいいです。今日も実は朝6時に起きて、サウナに行って、今ここにいます。  そろそろRubyKaigiについてお話をしたいと思います。RubyKaigiご存知の方はいらっしゃるかと思いますが、あらためてRubyKaigiについてです。 RubyKaigiは、Rubyの国際的なカンファレンスになります。私も参加するまで知らなかったんですけども、国際的なカンファレンスで、1000人ぐらい集まる大規模なイベントになります。年に1回行われています。行われている事が、著名なRubyistの方の講演を聞いたりとか、参加者同士で交流をしたりとか、企業さんが会場にブースを出していらっしゃるので、そのブースを訪問したりとか、そういうことをしています。 （注: Rubyist... Rubyの作者のまつもとゆきひろさんの「Rubyに対して単なるお客さん以上の感情を持っている人は単にRuby Userではなくもっと別の名前で呼びたい」という考えから生まれた言葉。「Rubyに対して単なるお客さん以上の感情を持っている人」を指す。参考: [(32) Rubyistになった理由は何だったのですか？ - Quora](https://jp.quora.com/Rubyist-ni-na-tsu-ta-riyuu-ha-nanda-tsu-ta-no-desu-ka)） 開催場所は去年は三重で、今年2023年は長野松本で開催されました。来年は、私がとても嬉しいことに沖縄で開催されることになっています。私も去年8月1日にフィヨルドに入ったのですが、その時、9月に三重で開催されていたRubyKaigiについて、TwitterやフィヨルドのDiscordがめちゃめちゃ盛り上がっていて、「来年機会があったらぜひ参加したい」と思っていました。  ちょっと写真でご紹介したいと思います。これは、今年の会場になっていた松本市民芸術館です。こちらの大きな会場でRubyKaigiが行われていました。  自分も入ってすごくびっくりしたのですが、すごく大きな会場で、このようなメインホールがあったんです。メインホールで講演が行われていましたが、こちらのメインホールだけではなく、他にも2つの講演会場があり、その3つの会場で講演が行われていました。  かなり人数が多くて、自分が行った時には「こんなに人が来て、すごい熱量があるな」と思いました。  企業さんは、このようにブースの出展をされていました。印象深かったのが、自分はブースに行く時にかなり尻込みをしてしまうタイプなのですが、スタンプラリーのような企画もあり、ブースに行ってお話を伺うと、スタンプラリーにハンコを押していただけるんです。ハンコを全て集めると記念品がもらえるということで、自分はその記念品欲しさにブースにかなり足を運んでいました。  カンファレンスというと、自分もすごく少し堅苦しいイメージもあったのですが、屋上にはこういう開放的な休憩スペースがあったり、すごくリラックスして参加ができたのかなと思います。  そもそもRubyKaigiになぜ参加したのかというと、一番はやはり、フィヨブーハウスかなと強く思っています。フィヨブーハウスとは、フィヨルドブートキャンプが会場近くのスペースを借り上げて、受講生に無料で泊まってもらうという太っ腹の企画です。RubyKaigiに参加する時には、現実問題として何かとお金がかかってしまうので、ハードルをすごく下げていただけたと思います。なので、自分もお知らせを受けた時には、「これは去年行きたいと思っていたRubyKaigiにぜひ行くチャンスだ」と思って、次の日には申し込みをしていました。 フィヨブーハウスは、本当に素晴らしい企画で、フィヨルドで受講している方との交流ができて、そのスペースを提供いただけて、すごく最高だったと思います。めちゃめちゃ感謝しています。  RubyKaigiでの経験について、私は主に3つのことを思います。「学ぶ」と「遊ぶ」と「繋がる」の3つです。  1つ目の「学ぶ」についてですが、国際的なカンファレンスであるため、多くのセミナーがありました。  3日間で私はセミナーを10本程度聴講しました。ただ、その時の私はJavaScriptのプラクティスをやっていたくらいで、Rubyの初心者だったので、出てくるワードがとにかく分からないという印象がありました。本当に難易度が高く、理解度を高めに見積もって10%くらいだったと思います。 ただ、分からなかったからといって行く必要がなかったわけではありません。分からないなりにも、Twitterで講演の内容を噛み砕いてツイートしてくれる方がいたり、それを読んで少しでも学びを深めることができました。Rubyの奥深さや広さを知ることができたと思います。また、来年参加する時にはもっと理解できるようになりたいと強く思いました。  2つ目は「遊ぶ」ということです。  RubyKaigiでは、カンファレンスとはいえ、時々フラッと会場の外を散策したり、美術館や自然公園に行ったり、松本の美味しい蕎麦などの食事を楽しむこともできました。学習だけでなく、観光も楽しむことができるのは素晴らしい点だと思います。  最後に「繋がる」ということです。  私にとって非常に印象深かったのは、全国から、あるいは世界からRubyistが集まることでした。 企業が主催するミートアップやイベントも多数開催されていました。たまたま、1日目の夜と2日目の夜に知り合ったエンジニアの方と飲みに行ったりすることがありました。 フィヨルドは素晴らしいコミュニティで、普段は聞けないような話をRubyKaigiで聞くことができ、非常に有意義でした。オフラインならではの熱量を感じることができ、メンターや受講生との交流を通じて、人と人がつながっていることを実感しました。 Rubyという言語が世界中の人を繋ぎ、一つの場所に集める力を持っていることに感動しました。  最後にまとめると、初めての参加でもすごく楽しめると感じました。お金の面では、フィヨブーハウスのような支援があり、多くの良い人たちと交流できたことが素晴らしかったです。RubyKaigiは、様々なバックグラウンドを持った人たちが一つの場所に集まり、情報交換を行う巨大なサラダボウルのようなものです。来年5月に沖縄で開催されるRubyKaigiについても触れ、「迷っているならぜひ行ってみてください」と勧めることができます。RubyKaigiは、体力を使うイベントですし、英語のセッションもあるため、事前に体力をつけたり、英語の勉強をしたりすることが必要かと思います。今聞いている方々には、来年の5月に沖縄で開催されるRubyKaigiについて考えてみていただければと思います。もし迷っているなら、ぜひ行ってみることをお勧めします。  駆け足になりましたが、これで私からの発表は以上です。ご清聴ありがとうございました。 ## 関連リンク - RubyKaigi 2023 に参加しました🏯 - https://bootcamp.fjord.jp/articles/74 - RubyKaigi のためのフィヨブーハウス - https://bootcamp.fjord.jp/articles/68 - RubyKaigi 2023 - https://rubykaigi.org/2023/ ## 動画 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gNqcsSZe0hY?si=hBaOocX4tETPuogs" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe>