フィヨルドブートキャンプを卒業した方々は、どんな経験をして、どんな基準で会社を選び、今エンジニアとしてどんな思いで働いているのでしょうか。
今回はピクシブ株式会社で働くyumaさんと、上長のsakiさんにお話を聞きました。
## 自己紹介
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<spanv class="speak__speaker-name">yuma</spanv>
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2022年2月にフィヨルドブートキャンプでの学習を開始。1年4ヶ月在籍した後、2023年10月にピクシブに入社。ピクシブ社内では、くまのプーさんに出てくるクリストファーロビンに似ていることから、“ロビン”というあだ名で呼ばれている。最近ハマっていることはランニング。
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アドプラットフォーム事業部マネージャー。Railsエンジニアとしてのキャリアが長く、RubyKaigiにも毎年のように参加。最近ハマっていることはアニメ監督の推し活動。
## フィヨルドブートキャンプに決めたきっかけは、ズバリ、伊藤淳一さん!
**──yumaさんがエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。**
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元々飲食店で5年間ほど働いていたのですが、後半の2年程は飲料部門の管理者を任されていたため、飲料部門の売上構成比や原価の管理といった数値分析を行う業務がありました。
分析のために必要となるデータは手作業でExcelに入力をしていたため、時間がかかりとても大変でした。
ある時、本社の方にそのことを相談したら、経理の方がデータの集計と可視化をするマクロを組んでくれて、労働時間がかなり短縮されました。
その体験から、ITテクノロジーやプログラミングを使って、人の生活を豊かにする仕事って素敵だなと思い、エンジニアを目指すようになりました。
**──そこからフィヨルドブートキャンプを選んだ理由は何ですか。**
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ズバリ、:@jnchito: [伊藤淳一さん](https://twitter.com/jnchito)がメンターをされてるというので決めました。
私はエンジニアになりたいと思ってから、フィヨルドブートキャンプに入るまで1年半ほどの期間が空いています。いきなり仕事を辞めてエンジニアになるのは難しかったので、まずは独学でプログラミングの勉強を始めました。
独学で学んでいる時、いわゆるチェリー本と呼ばれる伊藤さんが書かれた「[プロを目指す人のためのRuby入門](https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12437-3)」という本の内容が、とてもわかりやすかったんです。
それ以来、伊藤さんのX(旧:Twitter)や、伊藤さんが書かれたQiitaやブログの記事をよく見るようになりました。
そんな時に「どうやら伊藤さんがメンターをしているプログラミングスクールがあるらしい」というのを知りました。
フィヨルドブートキャンプのホームページを見たところ、カリキュラムもすごく充実していましたし、 卒業生を見ていても技術力が高そうと感じ、フィヨルドブートキャンプに決めました。
**──独学での勉強はRubyの言語から始めたのですか。**
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いえ、1番最初はProgateでHTMLやCSSから始めて、JavaScript、Rubyと学んでいきました。本当に最初は右も左も分からなかったので、Progateを上から順にやりました。
学習を進めていくと、プログラミングと一口に言っても、ユーザーの直接目に触れるインターフェースを開発するフロントエンドや、ユーザーの目に触れない機能やデータなど、裏側の開発を行うバックエンドといった技術領域が存在することを知りました。
調べるうちに、バックエンド領域でプログラミング入門者であればRubyがおすすめ、という情報も得たので、そこからよりRubyを勉強するようになりました。
**──独学で勉強された上で、スクールに通うことを決めたと思うのですが、やはり独学では大変な部分もあったのですか。**
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そうですね、やっぱり独学だと自分がやってることが本当に正しいのかどうか、わかりづらい部分がありました。
あとはフィヨルドブートキャンプって、プログラミングスクールでもあり、1つのコミュニティでもあると思うんです。
スクール生同士の繋がりも強く、同じゴールを目指している仲間たちと一緒に勉強したら、モチベーション高く学習を継続できるかなと思いました。
また一般的なプログラミングスクールは、最初に一括で高額な金額を払う所が多いです。
そんな中フィヨルドブートキャンプは月額制だったので、お金の面でも心理的なハードルが低く始めることができました。
![IMG_6152-2.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNGVNQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--6332bcb088e17c21c7ceea748d0608617bf04e7c/IMG_6152-2.jpg)
## 憧れの方とのペアプロやコーディング試験対策のおかげで、大事な経験ができた
**──フィヨルドブートキャンプに入って印象に残っているプラクティスは何ですか。**
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チーム開発がすごく楽しかったですし、印象的でした。特にスクール生同士で、レビューをし合うのがいいなと思っています。
私は仕事をしながら学習をしていたこともあり、チーム開発に入るまでは他のスクール生と関わる機会がほとんどありませんでした。しかしコードレビューを通して、スクール生との距離が縮まったり、コードについてディスカッションをする楽しさを知れたのがよかったです。
あとは自分が書いたコードに対して、他の方からのレビューを受けることで「こういう視点もあるのか」という新しい発見があり、いいプラクティスだったなと思っています。
**──コードレビューは最初は難しいとよく聞くのですが、yumaさんはすんなりコードレビューができましたか。**
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おっしゃる通り、最初はすごく難しかったのを覚えていますし、今も仕事の中でコードレビューする際は難しいと思いながら行っています。
コードレビューで1番難しいと思うのは、1つの機能追加するにしても、その背景や開発意図といったコンテキストを理解することです。
フィヨルドブートキャンプでのチーム開発は、自分たちが使ってるサービスを開発するので、コンテキストの理解は割としやすく、コードレビューも徐々に慣れていきました。
今、私が担当しているプロダクトはto B向けのサービスで、実際に自分で使ってみることができない場合もあります。
もちろん開発環境で画面に触れることはできるのですが、実際のデータを入れて使ってみないとイメージしづらいところがあり、その点が今仕事しながら難しいと感じています。
**──ちなみに、入ったきっかけが伊藤淳一さんとのことでしたが、フィヨルドブートキャンプに入ってからお話したりする機会などありましたか。**
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ありました。
1回目はチーム開発で取り組んでいたタスクで詰まった部分があり、質問をしたら「じゃあペアプロしましょうか」と声かけていただきました。
その時はすごく緊張しましたが、本当にわかりやすく教えていただきました。
またコードのことだけではなく、Railsの勘所であったりデバッグのやり方であったりと、エンジニアとしてのソフトスキルも教えていただいて、エンジニアになるにあたって大事な経験をしたと思っています。
2回目はピクシブの選考を受ける際、一次面接にコーディング試験があったのですが、その試験対策で ペアプロをしていただきました。
伊藤さんが試験官役をやってくれたのですが、自分にとって伊藤さんは本当に憧れの存在なので、この時もすごく緊張しました。
2回やったのですが、とても緊張して本当に頭がうまく動かないという感じだったのですが、そのおかげもあって、本番は全く緊張せず自分が考えてることを喋りながらコーディングできたので、本当にありがたかったと思っています。
**──フィヨルドブートキャンプでは、そういった試験対策なども行われているのですね。**
:@togo: **togo (フィヨルドブートキャンプの就職支援担当)**
そうですね。特に伊藤さんは皆さん緊張すると思うので、試験対策にすごく適している方なんです。(笑)
卒業生の多くはエンジニアとしての就職活動が初めてで、コーディング試験を受けた経験がない方がほとんどです。実際に能力がある方でも、本番で緊張してしまい、本来の力を発揮できなかったということも過去にありました。
なので試験対策を行うことで、少しでも落ち着いて本番に臨めると思い、こういったことも行っています。
**──yumaさんは仕事をしながらフィヨルドブートキャンプで学ばれていたと思うのですが、どうやって仕事と勉強を両立しながら時間を捻出していましたか。**
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平日は仕事が終わった後の時間、土日は1日6時間くらい時間を作って、なんとか頑張っていました。
**──すごい、どんな気持ちで頑張れましたか。**
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やるぞ!というのと、エンジニアに早くなりたいという気持ちがありました。
あとはチーム開発をはじめた頃から、他のフィヨルドブートキャンプの仲間と交流する機会が増え、モチベーションを維持するのに繋がっていたと思います。
例えばチーム開発であれば、コードレビューをした流れで、それ以降ちょっと困ったことがあればチャットをしたり、自作サービスであれば、同じ期間に自作サービス開発してる方と一緒にもくもく会をしたりしました。
**──その後、無事フィヨルドブートキャンプを卒業するわけですが、入る前と入った後で一番変わったことは何ですか。**
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エラーに対する考え方が変わった気がします。
独学で勉強していた頃は、エラーが出たら、その文をコピペして、調べて出てきた安易な解決策を何となく当てはめてみて、エラーが消えたら「よかった」という感じで、エラーは怖くて苦手なものでした。
フィヨルドブートキャンプに入ってからは「なぜこのエラーが起こるのか」や「aを入れた時に出るエラーと、bを入れた時に出るエラーの差はなんだろう」と、突き詰めて考えるようになりました。
最終的には、エラーが出た時に「怖い」という気持ちがなくなり、エラーを解決することがどんどん楽しくなっていきました。
## 面接では101個のキーワードから、自分を深掘りしてくれた
**──卒業後、就職活動を進めていく中で軸にしていたものはありましたか。**
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就職活動の軸は、自分が興味を持っている事業ドメインの会社に入ることでした。
フィヨルドブートキャンプで定期的に行われている「合同企業ドリンクアップ」という企業の説明を聞いたり企業の方々と交流するイベントがあるのですが、在籍中にピクシブの方々が参加されたことがあり、その際にお話を伺いました。
また、過去の合同企業ドリンクアップでの企業説明動画も拝見し、その事業ドメインに強く惹かれました。
ピクシブは、クリエイター向けの事業を提供していて、私自身もアニメや漫画、サブカルチャーが好きなので興味を持ちました。他にも使用されてる技術が、今後やっていきたいと思う技術だったので、とにかく「ピクシブに入りたい!」という気持ちで就職活動をはじめました。
**──私のイメージでは、ピクシブさんはエンジニアとして働いたことのない方を採用しているイメージがあまりなかったのですが、そういう方も採用しているのでしょうか。**
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業務経験の有無という判断軸は必ずしもあるわけではないと思います。
そもそも、今回のケースでお話させてもらいますと、個人的にはフィヨルドブートキャンプさんの卒業生を、未経験者としてあまり見ていないです。
フィヨルドブートキャンプさんのカリキュラムは、チーム開発など、かなり実践的で業務に近いことを経験していると思っています。
また中途採用というと、すごく経験豊富な方をイメージされるかもしれません。もちろんそういう方もすごいと思いますし、採用もしています。
しかし経験に関わらず、エンジニアリングの思考を持っていて、その力をどんどん伸ばしていって貢献いただけるような方は、会社にとってもすごくバリューが高いんじゃないかと思っています。
なので、ピクシブが求める技術レベルにしっかり当てはまっている方であれば来ていただきたいです。
yumaさんのように、先ほどのエラーに対しての考え方の話があったと思うのですが、こういうエンジニアリングに熱中して、それをどんどん突き詰めたくなる方は、伸び代があるなと感じます。
![IMG_6155-2.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNGlNQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--f46aa29ec96d14a41241a90953ad8a92585ca96c/IMG_6155-2.jpg)
**──yumaさんの面接で何か印象に残っていることはありますか。**
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すごくポテンシャルが高い方だなという印象でした。
まず、エンジニアになったきっかけでもある、お店での大変な作業がITの力で楽になったという体験から、そこで終わらずに、学び始めてエンジニアリングを楽しんでいる方なんだなと思いました。
さらに伊藤さんの話や、JavaScriptなど自分が好きな技術領域のエンジニアの方と積極的に交流をしていて「エンジニアとして、どんどん強くなっていくんだろうな」と感じました。
**──逆に、yumaさんはピクシブさんの面接で印象に残っていることはありますか。**
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ピクシブは101キーワードという、自分にまつわる101個のキーワードを書いて提出して、面接の際、そのキーワードについての質疑応答の時間があるんです。
これがすごく印象的でした。
まずこの仕組みに驚きましたし、面接ってやっぱり試験のような硬い雰囲気で技術的な質問がほとんどなのかなと当初は思っていました。
ですが、そのキーワードの中から自分が好きなアニメや漫画に対する質問があったり、良い意味で面接だけど面接でないような雰囲気でした。
社長やCTOの方とも面接をさせていただいたのですが、終始、面接されてる感じはほとんどなかったので、これはピクシブならではなんじゃないかなと印象に残っていますね。
**──面白いですね。yumaさんは101キーワードには、どんなことを書かれたのですか。**
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好きな漫画やアニメ、自分の性格であったり、プログラミング関連のことを書きました。あと尊敬する方として、伊藤さんの名前も書きました。
これらのキーワードから広く質問していただけました。他にも「これだけは言っておきたい、ということがあれば教えてください」という質問をされたことも、すごく覚えてます。
全く想定しておらず、最終的に自分の性格や、自分が楽しく働ける働き方や人の話をしました。
## ピクシブの良いところは、強い方から吸収できる機会や、新しいことに挑戦できる環境があること
**──ピクシブさんに入社して、エンジニアとして働き始めて楽しいことや大変なことを教えてください。**
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楽しいと感じるのは、得意な仕事を任せてもらえることです。
自分はRubyの開発よりも実はフロントエンドの開発が得意です。それを面接でもお話させていただき、今のチームに配属していただきました。
自分が好きで得意な分野の仕事を任せてもらえると、どんなタスクでもすごく楽しく実行できていると思います。
逆に大変なことは、先ほども少しお伝えしたように、プロダクトの歴史や各機能のコンテキストを理解するのには、ある程度時間を要するのかなとも思っています。
ただ、質問すれば周りの方がすぐ回答してくれますし、ピクシブはドキュメンテーション化が進んでいて、わからないことは大体ドキュメントに載っています。
なので、大変ではありますが八方塞がりではなく、少しずつ知識を身につけられていて、成長を感じられています。
**──新しいメンバーが入った際の研修やフォロー体制など、何か工夫していることなどありますか。**
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現状じっくり研修を行うよりは、OJTで学んでいただく体制になっています。
なので、yumaさんも入社して1週目ぐらいからプルリクエスト作っていただいたり、現場に入ってもらいました。
ただyumaさんに限らず、 新しく入られる方がこれまでの経緯をすぐにキャッチアップいただくのはやはり難しいと思うので、数ヶ月かけてゆっくり馴染んでもらえるように、こちらもフォローしたいと思っています。
またドキュメンテーション化についても、新しく入る方がいる・いないに関わらず、ドキュメントがない組織はやっぱりやりにくいよね、というので少しずつ整えてきました。
なので、いろいろな場面でプラスに働くように設計したいと考えてます。
**──改めて、ピクシブさんに入ってみて良いと感じることを教えてください。**
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やっぱり、会社の雰囲気がすごく好きだなと思ってます。
昨日も社内のイベントがあったのですが、自分の好きなことをリスペクトしてくれる方しかいないので、好きなことを隠す必要なくオープンにできるというのが良いです。
例えば、自分だったらアニメや漫画が好きということを前職ではあまりオープンにはしていなかったです。
もちろん否定する人はいないのですが、話が広がることも少なく、あえて話す必要はないかなと思っていました。
けれど、ピクシブはそうではなく、みんな何かしら好きなことがあって、それを互いに知るきっかけがあったり、さらに同じ趣味の人を探して繋がれたり、盛り上がれたりするのはピクシブならではかなと思っていて、すごくいいなと思っています。
![IMG_6150-2.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNG1NQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--76d1a73c2a8f13db03d0604b42eb5a1cf184f58e/IMG_6150-2.jpg)
**──技術面でも何か良いと感じることはありますか。**
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本当にすごい方ばかりなので、吸収できることがたくさんあり、成長の機会がたくさんあると思います。
また、自分が所属しているチームは、メインはフロントエンド開発なのですが、必要に応じてバックエンドも触りますし、手を上げればインフラや、RubyやJavaScript以外の言語にも挑戦できたりします。
自分がやりたいと思ったことや、新しいことに挑戦できる機会を与えていただけているので、こういった面でも、成長する機会がたくさんあり、すごくいいなと思っています。
**──sakiさんにも好きなところを聞いてもいいですか。**
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本気でコーポレートミッションを追いかけているところですね。
ピクシブは「[創作活動を、もっと楽しくする。](https://www.pixiv.co.jp/philosophy/)」というミッションを掲げています。
そのミッションを実現するために「私たちってこういうのをやるよね」とか、大変な技術課題があっても、みんなで力を合わせて取り組めるのは、やっぱりみんながミッションを本気で追いかけているからこそだと思います。
あとは、 割と本気で遊ぶ会社です。
私たちのバリューの1つにEntertain(遊び心で楽しませよう。)があるのですが、それを体現するように、自分たちも楽しむけど誰かを楽しませるというのを、会社の活動として本気で取り組んでいるのはいいことだなと思っています。
**──確かに、昨年行われた[PIXIV MEETUP 2023](https://conference.pixiv.co.jp/2023/meetup)や、RubyKaigiで行われている[RubyMusicMixi](https://conference.pixiv.co.jp/2024/rubymusicmixin)でも、すごい熱量を感じましたし、私も参加させていただいてとても楽しませていただきました!ありがとうございます。**
## 卒業生には、未経験だからという理由で自分に制限をかけず、自信を持ってほしい
**──お二人から、これからフィヨルドブートキャンプに入会を検討している方や未経験からエンジニアになりたいという方に、メッセージがあればお願いします。**
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フィヨルドブートキャンプは、同じゴールを目指して切磋琢磨できる仲間がたくさんいるので、モチベーションの維持にすごく役立つと思います。
1人では続けるのが難しいと感じる方は、フィヨルドブートキャンプは、コミュニティとしての横の繋がりがとても強いのでおすすめです。
また、ピクシブに入社するまでは、ピクシブはすごく技術力が高いという印象を持っていましたし、入ってからも、やはりすごい方がたくさんいて、その印象はあまり変わっていません。
とはいえ、フィヨルドブートキャンプを卒業したらある程度技術力は身につきますし、入社して数ヶ月経った今、十分仕事ができていると感じています。
未経験だからという理由で自分に制限をかけずに、自信を持って転職活動をしていただきたいと思っています。
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まずは、エンジニアリングを楽しんでいただきたいなと思います。
例えば、エンジニアリングを使って、便利なものができたとか、楽になったといった経験をしたり、書いていて楽しい言語や、面白いと感じる技術を見つけて、どんどん楽しみながら突き詰めてもらえると、すごいスピードで技術力がついていくと思います。
**──ピクシブさんに入りたいという方にもメッセージがあればお願いします。**
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先ほどの通り、ピクシブは「創作活動を、もっと楽しくする。」というミッションを掲げて、さまざまなWebサービスを提供している会社です。
ミッションに共感し、一緒に追い求めていきたいという方に来ていただけると嬉しいなと思っています。
![IMG_6137-2.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNHVNQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--abd820710e95060b023d3c08de266c457f05c86e/IMG_6137-2.jpg)
## 今回の卒業生が働く会社
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「Accelerate creativity. 創作活動を、もっと楽しくする。」という企業理念のもと、クリエイターを支援するさまざまなサービスを提供しています。
登録者数1億人を超える、イラスト/マンガ/小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv」、創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」、ファンコミュニティ「pixivFANBOX」、3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」などの事業を展開し、世界中の人々の創作活動を応援しています。
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