30歳、警察官と教員からエンジニアへ!コミュニティとの出会いがキャリアを大きく変えてくれた【卒業生インタビュー永和システムマネジメント様】

フィヨルドブートキャンプを卒業した方々は、どんな経験をして、どんな基準で会社を選び、今エンジニアとしてどんな思いで働いているのでしょうか。 今回は株式会社永和システムマネジメントで働くfugakkbnさん、haruguchi-yumaさん、先輩社員のnsgcさんにお話を聞きました。 ## 自己紹介 :::speak @fugakkbn X(旧Twitter): [fugakkbn](https://x.com/fugakkbn) 警察官として約8年間勤めたあと、フィヨルドブートキャンプを経て、2022年3月に入社。2024年4月から通信制大学に入学し、社会人学生としてコンピュータサイエンスを学んでいる。 ::: :::speak @haruguchi-yuma X(旧Twitter): [haruguchiyuma](https://x.com/haruguchiyuma) fugakkbnさんと同じく、教員として8年間務め、フィヨルドブートキャンプで学んだのち、2022年8月に入社。最近ハマっていることは大きい本屋を巡って散財すること。 ::: :::speak @nsgc X(旧Twitter): [nsgc](https://x.com/nsgc) 2012年に中途で入社。2人と同じプロジェクトを担当した先輩社員。最近ハマっていることは健康のために始めた「信長の野望 出陣」。 ::: ## 30歳を目前に、プログラミングに出会う。やってみると、どんどん面白くなっていった **──まず、fugakkbnさんが警察官からエンジニアにキャリアチェンジしようと思ったきっかけを教えてください。** :::speak @fugakkbn 理由は大きく2つあります。1つは、元々パソコンを使った仕事に興味を持っていたことでした。 小学生の頃から家庭にパソコンがあり、簡単なHTMLとCSSを書いて自分のホームページを作って、友達と見せあったりして楽しんでいました。 パソコンはずっと好きで身近にあったのですが、仕事としてはちょっと離れた生活をしていました。 そんな中、30歳が近づいてきた時、改めて「自分が人生でやりたい仕事は本当にこれだったんだっけ」と考えはじめ「やっぱり自分はプログラミングなどのパソコンを使った仕事が合ってるんじゃないか」と思うようになりました。 その頃、当時所属していたサイバー犯罪対策課での捜査に関する講習の一環で、プログラミングを行う機会がありました。 自分で書いたコードが思った通りに動くことが面白く、もっとプログラミングを学んでみたいという気持ちが強くなりました。 もう1つは、もう少し裁量をもって働きたいという思いがありました。 警察という組織はトップダウンで物事が決まっていくことが多いです。もちろん主体的に仕事を進められる部分もあるのですが、どうしてもその裁量は小さく、もっと主体的に働ける組織で仕事をしてみたいという思いがあり、転職を考え始めました。 ::: **──警察官からの異業種への転職、正直不安はなかったですか。** :::speak @fugakkbn 当時は結婚もしていましたし、家も建てて、住宅ローンもある中でのチャレンジだったので、金銭面での不安は少しありました。 ただ入社時の給与提示の際、自分が最低限必要な分はいただけそうだったので、そこまで大きな不安要素にはならなかったです。 それ以上に、新しい業界で長く働いていけるのかが不安でしたが、入社して2年近く経った今、この先もエンジニアを続けていけると感じています。 ::: **──ちなみにご家族の方はエンジニアになることに反対はしなかったのですか。** :::speak @fugakkbn 「公務員を辞めるなんてもったいない!」というようなことは一切言われなかったですね。 妻は「住宅ローンが払えなくなるのはやめてほしい」というだけで、転職することや学習についてもすごく応援してくれて、とてもありがたかったです。 もともと妻はかなり理解がある方だとは思っていますが、僕がずっと勉強している姿を横でみていて、本気で転職したいという想いを理解してくれたんじゃないかなと思います。 ::: ![fuga3.png](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK09jQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--c0f1499205a216c4873f3321b6fb3c2c078d8fe4/fuga3.png) **──haruguchi-yumaさんは、なぜエンジニアになろうと思ったのですか。** :::speak @haruguchi-yuma 当時、中学校で数学の先生をしていました。 教師の仕事は意外と事務作業が多く、仕事をいかに自動化するかが大切です。 僕がプログラミングと出会ったのは、成績をExcelで管理し自動化する仕事がきっかけでした。 Excelもほとんど使ったことがなかったのですが「これを頑張ったら、すごく仕事が楽になるんじゃないか」という思いで、見よう見まねでいろいろ試してみたら、結構面白かったんです。 そして、Excelの関数を突き詰めていくと、プログラミングというもっとすごくて便利なものがあるらしい、ということを知りました。 そこから趣味でプログラミングの勉強を始めてみようと思いました。なので、転職してエンジニアになろうとは、そこまで考えていなかったです。 その後、もともと数学が好きだったこともあり、プログラミングの勉強がどんどん楽しくなっていき「これは仕事にできるんじゃないか」と思い、エンジニアを目指すようになりました。 あと僕、朝起きるのがすごく苦手で。(笑) 早起き以外、教師の仕事はとても楽しかったのですが、転職もありかもと思いました。 ::: **──お二人がフィヨルドブートキャンプに決めたきっかけは何ですか。** :::speak @fugakkbn エンジニアをしている同級生に教えてもらいました。 Rubyエンジニアの同級生に「プログラミングを勉強してみたい」という相談をしたところ「フィヨルドブートキャンプというスクールがRuby界隈ではすごく評判がいいから、試してみたらいいんじゃない」とアドバイスをもらいました。 10年以上エンジニアとして働いている同級生が言うんだったら間違いないだろうと思って入会しました。それが2020年の末ごろです。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 僕は、今滋賀県に住んでいるのですが、滋賀県で仕事しながら通えるスクールを探してると、意外と選択肢自体が少なかったです。 3ヶ月で集中的に学ぶといったスクールもあったのですが、期間はもちろん金銭面的な部分でも厳しいと感じました。 なので、働きながらリモートで通えて、支払いもサブスク型というのがフィヨルドブートキャンプに入会する決め手になりました。 ::: ![haruguchi4.png](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK2VjQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--2cf6aa326c298fcca7fabb7bcd6d5b236d7756d8/haruguchi4.png) **──お二人がフィヨルドブートキャンプの中で印象に残っているプラクティスは何ですか。** :::speak @fugakkbn 僕はチーム開発が楽しさという意味でも、実際の実務に繋がるという意味でも1番印象に残っています。 当時、約半年間インプットしてきた知識や技術を実際のアプリケーションのコードに落とし込めることがすごく嬉しくて、どんどんチーム開発を進めていき、あっという間に終わってしまったプラクティスでした。 実際の仕事でも「チーム開発の延長だ」と感じることが多く、チーム開発は本当に実務に直結するプラクティスだと思います。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 僕が苦戦したという意味で、1番印象に残っているプラクティスはlsコマンドを作るというプラクティスです。 このプラクティスはUnixのlsというコマンドをRubyで実装しようというものです。 ほかのプラクティスも難しいものが多く、詰まりながらも少しずつ進めてきたのですが、僕はlsコマンドで完全に手が止まってしまって、1ヶ月くらいぼーっとする時間がありました。 ::: **──そこはどうやって乗り越えたのですか。** :::speak @haruguchi-yuma とにかく質問をして、何とか前に進めました。 みんなで集まって質問をする時間もあったのですが、僕は働いていたこともありなかなか参加できず、システム内の質問フォームから質問をして、なんとか乗り越えられました。 ::: ## 働きながらの学習は、すきま時間も有効活用 **──お二人は公務員として働きながら学習をされていたと思うのですが、学習時間の確保やモチベーションの維持はどのようにされていましたか。** :::speak @fugakkbn まずモチベーションとしては「転職したい!」という確固たる強い気持ちがあったので、その気持ちに大分支えられていたと思います。 なので、学習時間も時間を作るというよりも使える時間は全てフィヨルドブートキャンプの学習に使おうと思っていました。 具体的には、警察官は月に何度か当直勤務があるのですが、当直明けは丸1日休みなので、その日に寝る時間を削って勉強したり、日勤の日も休憩時間はご飯を食べたらすぐ勉強、休みの日も1日4時間は最低でも勉強すると決めていました。 勉強のペースを決めて、決めた時間は必ず勉強するという形で時間を作っていました。 ::: **ーすごい。転職の期限なども決めていたのですが。** :::speak @fugakkbn 厳密な期限は決めていなかったのですが、例えば1年ぐらいで転職できるようにするには、1日どれぐらい勉強すればいいのか、というのは最初に計算していました。 当時、学習時間1000時間が卒業目安と言われていたので、そこから逆算して自分の生活の中で勉強に充てる時間を考えていました。 ::: **──haruguchi-yumaさんはどうされていましたか。** :::speak @haruguchi-yuma 僕の場合は1年程は仕事しながら学習をしていたのですが、その後休会して、仕事を辞めてからもう1年半くらい学習をして卒業しました。 最初の1年は、それこそfugakkbnさんのように、少し無理をしながらなんとか学習時間を確保していました。 中学校では土日も部活があるので、終わって家に帰ってくると絶対に寝てしまうんですよね。だから、仕事帰りはマックに寄ったりして、家の外で勉強をするようにしていました。 他にも学校で朝読書の時間があるのですが、その時間で技術書を読んだりしていましたね。時間は短いのですが、少しでも学習時間を確保しないとすぐに忘れてしまうので、工夫しながら学習時間を作っていました。 ::: **──仕事を辞めてから学習を再開したと思うのですが、これも不安などはなかったですか。** :::speak @haruguchi-yuma そうですね、不安はもうお金で全部解決!ですね。(笑) 1年間はどう転んでも大丈夫なように、貯金も頑張ってしていました。 僕はなんとか1年半で卒業できたのですが、お金はだいぶギリギリだったので、お金の不安がなくなるように貯金をしておくことは、大事だと思いますね。 ::: ## フィヨルドブートキャンプに入って1番よかったことは、コミュニティを知れたこと **──その後無事に卒業されると思うのですが、フィヨルドブートキャンプに入る前と入った後で、1番変わったことは何ですか。** :::speak @fugakkbn 技術が身についたのもそうなのですが、それ以上にコミュニティという存在を知れたのが自分にとってすごく大きかったと思っています。 フィヨルドブートキャンプは、コミュニティとの距離が特に近いプログラミングスクールだと思います。 コミュニティは今の自分の根底にある大事なものなので、コミュニティを知れて、繋がれたのがフィヨルドブートキャンプを選んでよかったなと思う1番の理由ですね。 ::: **──fugakkbnさんが、はじめてコミュニティに参加したのはいつくらいの時期だったんですか。** :::speak @fugakkbn おそらく勉強をはじめて、半年くらいたった時だと思います。 1番最初は、フィヨルドブートキャンプ内で行われている輪読会に参加してみました。そこで「みんなで一緒に勉強したり、技術に関する話をするってこんなに楽しいんだ」ということに気づきました。 そこから、フィヨルドブートキャンプの外にも目が向くようになり、卒業する前には、地域.rbやミートアップなどのイベントに参加するようになりました。 ::: **──ありがとうございます。haruguchi-yumaさんはどうですか。** :::speak @haruguchi-yuma 僕もコミュニティを知れたというのは1つあるかもしれないです。 仕事をしながら学習をしているときは、コミュニティに全然参加できていませんでした。勉強時間が惜しいというか、やっぱり参加してるとなかなかプラクティスが進まないので。 けれど、仕事を辞めた後に真っ先にやったのが輪読会に参加することでした。実は、ずっと羨ましいなって思っていたんですよね。 そこで、仲良くなったメンバーとは卒業した今も仕事の話をしたりしています。 また学習中も、みんなとの雑談に支えられていた部分も結構あったので、コミュニティの大切さは、フィヨルドブートキャンプで学んだことですね。 ::: ![大阪Ruby会議.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK2ljQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--d2cac6486c474b4d88b185db0f08694b894af1e7/%E5%A4%A7%E9%98%AARuby%E4%BC%9A%E8%AD%B0.jpg)<center>*[Osaka RubyKaigi 03](https://regional.rubykaigi.org/osaka03/) での1枚。写真真ん中は、フィヨルドブートキャンプ卒業生であり、現在も一緒にはたらいている :@maimu: maimuさん*</center> :::speak @haruguchi-yuma あともう1つは、仕事を始めるとわからないことって本当にたくさんあるのですが「なんとかなる」と思えるようになったのも、フィヨルドブートキャンプに入ったおかげだと思います。 それこそlsコマンドのプラクティスも1ヶ月呆然としながらも、最終的には解決できました。 他のプラクティスでも「何をやればいいか全然わからない」ということは多々あったのですが、泥臭く調べればなんとかなるという経験をたくさんしました。 なので、楽観的な思考が育ちましたね。(笑) ::: ## 受託開発の仕事は、お客様とチームになって仕事をすることが大事 **──卒業後、永和システムマネジメントさんに就職することになったきっかけを教えてください。** :::speak @fugakkbn 僕がフィヨルドブートキャンプに入会してすぐの頃に「合同企業ドリンクアップ」という企業の説明を聞いたり企業の方々と交流するイベントがあったんです。 そこで1番最初に発表されていたのが永和システムマネジメントでした。なので、永和システムマネジメントは、僕の中で1番最初に覚えたRubyの会社だったので、すごく印象に残っていました。 また永和システムマネジメントについて調べてみると、Rubyを使った受託開発の会社としては老舗であることを知り「こういう会社に入れたらいいんだろうな」ということを漠然と思いながらフィヨルドブートキャンプで学習をしていました。 その後、転職活動を始め、働く上で1番大事にしたかったことはコミュニティに近い会社で働くことです。 そういった意味で永和システムマネジメントは、OSS活動をされている方がいたり、本を執筆されている方がいたり、またコミュニティでよく見かける方が働いていたりして、自分に合っていそうと思ったことが入社の決め手になりました。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 僕も永和システムマネジメントは、卒業生も多く在籍しているので、以前からどんな会社かは知ってはいました。 ただエンジニア未経験の僕からすると、自分がどんな会社に向いてるか全然わかりませんでした。 なので、フィヨルドブートキャンプで就職支援を担当してくださっている :@togo: togoさんに、最低限の希望条件だけ伝えて、様々な会社を提案いただきました。永和システムマネジメントもその中の1つでした。 その後カジュアル面談を受ける中で、うまく言葉にするのは難しいのですが、永和システムマネジメントはとても居心地が良さそうと感じました。お互いに支え合い高め合っていくことができそうで、入社したいという思いが強くなりました。 エンジニアはコードを書くことが仕事ですが、コードを書くためには人とのコミュニケーションが多く発生するので、一緒に働く人の人柄はすごく重要視していましたね。 ::: **──入社後はどんなお仕事をされていたのですか。** :::speak @nsgc 少し前まで、私がリーダーを務める、10年程の歴史のあるコードベースを持ち、弊社からも10名弱が参加する大規模なプロジェクトに参加いただいていました。 2週に一度リリースがあり、開発はフルリモートで行っていましたね。 お二人とも入社して1ヶ月は違うプロジェクトに参加して、2つ目に参加するプロジェクトという感じで、1年くらいは3人一緒に仕事をしていました。 ::: **──実際の業務が始まってみて1番ギャップを感じたことはなんですか。** :::speak @fugakkbn 勉強を始める前は、エンジニアの仕事って画面に向かってずっとコードを書いている仕事だと思っていました。 けれど、コードを書く以上にお客様との調整や仕様の検討・見積もりといった、考える時間の方が長いし、むしろそちらがとても重要な仕事であるということは、自分の想像と違う部分としてありました。 働きだしてから特にお客様との調整力などもかなり求められる仕事だなと感じました。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 僕は受託開発の仕事は言われた通りに作ることが多いんだろうなと想像していましたが、実際は様々な交渉ができたり、コードをよく知るエンジニアだからこその提案ができることは、驚きでした。 なので、お客様とチームになって仕事をすることが大事なんだなと思いましたね。 ::: **──nsgcさんは、お二人の印象はどうでしたか。** :::speak @nsgc fugakkbnさんは、プロジェクトに参加してすぐの頃にRBSやSteepといったRubyの新しい技術を導入したいという提案をしてくれました。 参入したばかりのプロジェクトで、かつ新しい提案は少し勇気がいることだと思うのですが、どんどん意見を出してくれて、新しい風を吹き込んでくれていると感じました。 私たちも面白そうな技術には可能な限りチャレンジしていきたいので、ありがたかったですね。 haruguchi-yumaさんは、自分のことをきちんとふりかえって丁寧な日報を書く印象がありました。 フルリモートで仕事をしているので、日報に学んだことや今の気持ちを書いてくれるのがすごくいいなと思っていつも読んでいます。 フィヨルドブートキャンプでも日報を書く習慣があると思うので、それを入社後も継続してくれていますね。 ::: ![nishiguchi1.png](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK21jQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--2bf64e3df7c2119019166de24d862c8b894038b3/nishiguchi1.png) **──永和システムマネジメントさんは、お二人のような若手メンバーへのサポートなどはあるのですか。** :::speak @nsgc そうですね、エンジニアリングマネージャーとの1on1を積極的に行っていて、その中でスキルアップを目指せるようにサポートしています。 プロジェクトの困りごとや、登壇に関することやOSSにコントリビュートしたいといった相談まで、ざっくばらんに話しています。 ::: :::speak @fugakkbn 僕も入社してしばらくは、毎日1on1をしてもらっていました。 ::: **──あとはさきほどfugakkbnさんもおっしゃっていましたが、永和システムマネジメントさんはコミュニティ活動もすこく積極的ですよね。** :::speak @nsgc そうですね、RubyKaigiなどは公式から開催のアナウンスがあった瞬間に自然とGitHubのissueが作られて、行きたい人がどんどんコメントをしていくようになっていたりします。 他にもカンファレンスの登壇内容のネタを出し合う、プロポーザルを考える会というものも開催します。登壇はしてみたいけれど話すネタがみつからないという人たちが集まって、お互いにアイデアを出し合っています。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 1on1の際も、普段の取り組みから「プロポーザルを出してみたら」と背中を押してもらえることはよくありますね。 ::: **──なるほど、社内の中でコミュニティ活動をすることが当たり前になっているんですね。** :::speak @fugakkbn やりたい人はどんどんやればいいし、重荷に感じてしまう人はやらなくてもよいという雰囲気ですね。 僕はコミュニティが好きだし、OSS活動やカンファレンスでの登壇を楽しそうにやっている人を見て自分もチャレンジしたいと思いました。だから、自分が楽しんでコミュニティ活動をしている姿をみて、興味を持ってくれる人がいれば嬉しいですが、それはそれぞれの判断で良いと思っています。 そして僕のようにコミュニティ活動を楽しみたい人は、当たり前のようにコミュニティ活動ができる環境が整っているので、とてもありがたいですね。 ::: ![ふーが_2.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK3FjQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--8d03653eb2f7fb8367fce3ddca3db6268ee5c5d8/%E3%81%B5%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%99_2.jpg)<center>*[Kaigi on Rails 2023](https://kaigionrails.org/2023/) での登壇の様子*</center> **──改めて、みなさんの自社の一番好きなところを教えてください。** :::speak @haruguchi-yuma 1つに絞るのがとても難しいのですが、みんな技術が好きで、自分の好きなことを貪欲に突き詰めている仲間がたくさんいるところですね。 ::: :::speak @fugakkbn 僕は上下関係がないところがすごくいいなと思っています。 もちろん役職はあるのですが、議論や検討の場では、役職や入社年数や年齢は全く関係なく全員がフラットに意見を出し合えるところが好きです。 ::: :::speak @nsgc 私もfugakkbnさんと近いのですが、誰かが「やりたいです」と言ったことに対して「いいね、やってみよう」という声があがり、チャレンジしやすい環境であることです。 もちろんお金がかかることもあるので、なんでもできるわけではないのですが、とりあえず声出してみたら意外と「いいね!」と賛同を得られることも多いので、意見を言いやすい会社だと思います。 ::: ## コミュニティ活動が楽しめる方は、きっと永和システムマネジメントにも向いている **──これからエンジニアになりたい方や、永和システムマネジメントに興味がある方に向けてメッセージがあればお願いします。** :::speak @fugakkbn フィヨルドブートキャンプに入る方に関しては、勉強の部分は頑張ってください!としか言えないのですが、技術を身につけること以外にもコミュニティであったり周りの環境にも目を向けてもらえると嬉しいです。 またコミュニティ活動が楽しめる方は、きっと永和システムマネジメントも向いていると思います。 ::: :::speak @haruguchi-yuma 未経験でフィヨルドブートキャンプのプラクティスを進めていくことは、なかなか難しいですし挫折もたくさんあると思うのですが、僕も周りの人にたくさん支えられて卒業できました。 なので、いろいろな人と関わって、周りを巻き込みながら進めていくと良いと思います。そして、その経験はエンジニアになった時もすごく活きてくると思います。 永和システムマネジメントに興味がある方に向けては、このインタビューを通して、なんとなく僕たちの人柄がわかったと思うので、こういう人たちと働きたいと思ったら、ぜひ来てください。 ::: :::speak @nsgc 永和システムマネジメントは、OSSへのコントリビューションやRubyコミュニティ、アジャイルコミュニティとの繋がりが強い会社なので、そういったことが好きな人は向いていると思います。 また受託開発の会社ですが、お客さんから言われたものを作るだけではなく、自分たちも提案をしたり、お客様と一緒にチームで開発していくことを大切にしているのでそこに興味がある人はぜひ一緒に働きましょう。 ::: ![fuga-haruguchi.jpg](https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK3VjQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--299ed3b8c32cc221b647c9230478cb69f3fbda81/fuga-haruguchi.jpg) ## 今回の卒業生が働く会社 <h5 class="text-center"> <h5 class="text-center"> <a href="https://esm.co.jp/"><img src="https://bootcamp.fjord.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBK3ljQXc9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--cecb2ae35d6f8442a866a0c878cdf3fd516d52a9/set-baseJ_Y.jpg" alt="set-baseJ_Y.jpg" width="280"></a><br>株式会社永和システムマネジメント</h5> 1980年創業。アジャイル事業部はコロナ禍以降、完全フルリモートでの勤務に移行し、全国からの採用を行っています。 私たちはアジャイルな開発を20年続けて培った、実践知、価値観、そしてそれを届ける人がいます。私たちは情熱をもって Ruby を使ってアジャイルにお客さまに価値を届けます。 また、コミュニティ活動への参加も積極的に行っており、 RubyKaigi や Kaigi on Rails へは、毎回登壇やスタッフ、スポンサーとして協力をしています。