
WindowsでWSL2を使っている場合はデフォルトでWindows・Linux間で簡単にファイルアクセスが行えます。
## WindowsからLinuxへアクセス
WindowsからLinuxへはExplorer(Windows10ではFile Explorerが正式名称)を使ってネットワーク経由でLinuxの中身にアクセスできます。
その場所は`\\wsl$`です。

その中にインストールしたLinuxが接続されています。上記の画像の状態では、DebianとUbuntu-20.04がインストールされています。
Ubuntu-20.04の中身が見たければ`\\wsl$\Ubuntu-20.04`にアクセスします。

中身が見えました。
例えば、インストールしたUbuntu-20.04のユーザー`komagata`のホームディレクトリが見たければ`\\wsl$\Ubuntu-20.04\home\komagata`にアクセスすればいいわけです。
[](https://gyazo.com/78d8bf85d8d66f26f9206b9851165d02)
これでWindowsとWSL2でファイルのやり取りが簡単にできます。
## LinuxからWindowsへアクセス
WSL2を使っている場合、Linuxの中からWindowsのフォルダにも最初からアクセスできます。
**cドライブ**は`/mnt/c`、**dドライブ**は`/mnt/d`**にマウントされていて簡単にアクセスできます。

便利ですよね。
## 注意点
注意したいのがこれはネットワーク共有機能を使ってWindowsやLinuxにアクセスしているので、アプリ開発時のフォルダなど、頻繁にアクセスするものは使うOSの領域に置いておかないと速度がかなり遅くなります。
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