フィヨルドブートキャンプをやる上でのOS選び

フィヨルドブートキャンプを受講するにあたってOSの選択肢が3つあります。それぞれのメリット・デメリットやおすすめのOSを紹介したいと思います。(あくまでフィヨルドブートキャンプを受講するにあたってのメリット・デメリットです) ## おすすめ順と理由 1. macOS 1. Windows(+WSL2) 1. Linux ### 前提 まず前提として、フィヨルドブートキャンプではRuby on Railsを使ったWebサービスの作り方を中心として学びます。 そのWebサービスが動くOSですが、2021年の日本国内のサーバーOSシェアNo1はLinuxです。 ### macOSのメリット・デメリット **メリット** - UNIX系のOSということでLinuxでできることのほとんどがmacOSでもできWeb開発と相性が良い。 - iOSアプリ開発をする場合は実質macが必須。 - 卒業生が入った会社の9割近くはmacを支給している。 - フィヨルドブートキャンプのカリキュラムはmacOS向けにはじめ開発され、メンター陣もmacユーザーが大半を占めるので理解しやすい・聞きやすい。 **デメリット** - 他のOS用のコンピューターに比べて価格が高い。 - 実際に作るWebサービスが動くLinuxとはちょっとだけ違うので違いをちゃんと知る必要がある。 ### Windowsのメリット・デメリット **メリット** - パソコンユーザー全体でのシェアNo1なので慣れてる人が多い。 - 対応ソフトウェアが多い。 - Windowsの動くコンピューターの選択肢が多く、安く入手可能。 - WSL2を導入することでWeb開発に相性の良いLinuxが動くこと。 **デメリット** - Microsoft系の技術と相性が良い反面、コンシューマーWeb開発でよく使われるオープンソース系の技術と相性が悪い。 - 初心者には登場間もないWSL2を使う敷居が高い。 (オープンソースとの相性は最近どんどん改善されているところです。) ### Linuxのメリット・デメリット **メリット** - なんといってもWebサイトが動くOSと同じ環境で作業できること。これからWebサイト開発者になるわけなので、仕組みについて詳しくなれる。 - 基本的に開発者フレンドリーに作られているので開発者向けツールが豊富。 - Terminal(黒い画面)が極めて高速。 - 激安でマシンを購入・用意する方法がある。 **デメリット** - 初心者には使い方が難しいため敷居が高い。 ## まとめ お金があるならmac、無いならwindows、Web開発者になる強い覚悟があるならLinuxという感じです。 自分がとてつもなく初心者だという自覚があるのであればmacを選ぶのが無難です。